在宅勤務を1年間してみて、改めて整理整頓を考える
コロナ過になり、職場のテレワークが始まって1年が過ぎました。出社していた頃より、時間の使い方、暮らし方が、より丁寧になった気がします。今までも、職場のデスク周りの整理整頓は心がけていましたが、在宅勤務が始まって、より一層、整理整頓を意識するようになりました。改めて、整理整頓を考えてみたいと思います。

目次
在宅勤務を1年やってみて
在宅勤務、テレワークをはじめて、変わったことも、変わらないことも、色々とあります。企業の中で人材育成の仕事をしています。これから求められる人材育成のあり方は、色々と変わるでしょう。ビジネスのルール、サービスのルール、マーケット、色々なものが変化していく中で、人材育成に求められることも変化していきます。だけれども、人を育てるという「人材育成の本質」は何も変わらない。
仕事や働き方も同じように、仕事の細かいアプローチやコミュニケーションのカタチ、出社せずにテレワークで働く環境、色々と変わっています。でも、仕事の本質は変わらないかな。在宅勤務になって、自己管理能力、いわゆる「セルフマネジメント能力」の差が、仕事のパフォーマンスに現れやすくなったと思います。でも、セルフマネジメント力が大切である本質は何も変わっていません。
一番、変わったことは、家で生活をする時間が圧倒的に長くなったことですね。
暮らしが少しだけ丁寧になった
「暮らし」が少し丁寧になった気がします。家にいる時間が長くなったからこそ、丁寧に暮らしたい。心地よく暮らしたい。心地よい時間と空間の中にいたい、という気持ちが大きくなったと思います。
食事、運動、時間の使い方、生活空間、家事、趣味。色々なことに、もっと心地よくありたいな、と感じた一年でした。
毎朝、洗濯をするようになって、毎晩、キッチンをきれいにしてから就寝するようになりました。キッチンリセットという言葉もこの1年で知りました。観葉植物も、アクアテラリウムもバージョンアップしました。朝7時起きだったのが、朝6時起きになりました。平日に自宅にいる時間が圧倒的に増えたからこそ、週末の時間の使い方も大切にしたい気持ちが大きくなりました。
そして、長くいる空間を心地よいものにしたくて、整理整頓も続けるようになりました。今までもしていなかったわけではないけれど、家がごちゃごちゃしていたり、洗濯ものが干しっぱなしだったり、洗った食器も水切りカゴに入れっぱなしだったり。そういうことがなくなりました。
色々なことがよりルーティン化した
この1年で、平日朝のルーティン、在宅勤務中のルーティン、平日夜のルーティン、週末朝のルーティンができてきた気がします。
平日朝のルーティン
水を飲む/朝シャワー/洗濯/自分の朝食用意(バナナプロテイン)と、ついでに妻の朝食用意/植物の手入れ/仕事の準備(タスク整理とか)/洗濯物を干す/奥さんを玄関にお見送り/仕事前のラジオ体操
在宅勤務中のルーティン
午前中は飲み物は白湯/お昼休憩と散歩/メダカの餌やり/午後はラテを飲む/干した洗濯物を取り込む/終業時はタスクの整理
平日夜のルーティン
夕食づくり(私だったり妻だったり一緒に作ったり)/夕食/食べた食器を洗う/洗濯物を畳む/夫婦で食後のデザートを食べたり/20時以降はできるだけ食べないようにする/歯磨き/キッチンを片付け・リセット/ストレッチや軽く筋トレ/お風呂/22時まではネットを見たり、ブログを書いたり/22時以降は、できるだけパソコンは触らない。ストレッチしたり本を読んだり/23時には就寝
週末朝のルーティン(特に何もない日)
5時起床/朝シャワー/洗濯/植物の手入れ(いつもより丁寧に)/ネットで調べものをしたり、ブログを書いたり/掃除/洗濯物を干す/カフェまで30~40分散歩/カフェで朝食/カフェで10時頃まで色々と作業/その後、奥さんとスーパーで合流してお買い物
だいたいこんな感じのルーティンができあがりました。
整理整頓を続けている
仕事でも、共有ファイルは職場のネットワークに自宅から繋いだりする必要があるので、フォルダやファイルの整理整頓が、今までと同じだとちょっと使いにくいので、整理整頓を見直しました。でも、一番、大きいのは家の中の整理整頓です。長くいる空間だからこそ、心地よい空間にしたかった。
まず最初に、仕事部屋の整理整頓をしました。仕事中、ごちゃごちゃした空間にいたくなかったので、結局は完全リセットして、レイアウトも変え、在宅ワーク用の機材も買ったりして、最後には観葉植物を置いたり。いらないものもだいぶ整理しました。
次に、キッチン。仕事用の部屋がキッチンの真横なので、仕事部屋から見える景色であるキッチンをきれいにしました。常にすっきりした状態のキッチンを見ていると、仕事をしていても、ちょっと心地よくなります。
そこから、リビングに手をつけて、洗面所やベランダ、玄関外の空間など。収納も色々と整理して、片付けました。あとは寝室や玄関周りも、見直していきたいですね。すっかり整理整頓がルーティンになりました。
楽しくやっているので、奥さんは、基本的に喜んでくれています。ただ、奥さんは、例えば、紙袋をどんどん溜めるタイプで、どちらかというと捨てられない派なので、そこは水面下の戦いがあるのですが。笑
整理整頓を改めて考える
5S(整理整頓)とは>ビジネスパーソンなら一度は聞いたことがあるであろう「5S」。整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)。その頭文字をとって5S。元々は、製造現場の品質などを保つために、その環境を改善し、維持するための活動として5S活動が重要とされ、今ではビジネスの様々な現場で取り入れられています。
整理
要るものと、要らないものを分けて、要らないものは捨てる
整頓
要るものを必要な時に使いやすいようにきちんと置く
清掃
身の回りを常に掃除して綺麗にする
清潔
整理、整頓、清掃を維持し、綺麗な状態を保つ
躾
決められたことを正しく守るよう習慣化
整理してから整頓する
整理と整頓の違いは、シンプルです。整理は、要るものと要らないものを仕分けして、要らないものを捨てること。整頓は、要るものを必要な時に使いやすいように置くこと。
つまり、まず整理をして、要らないものを捨てる。残った要るものを、取り出しやすいように使いやすいように置くことが整頓。整理をしてから、整頓をするということ。
家もワークスペースも、PCの中身も同じ
家を片付けることも、仕事の作業スペースを整えることも、仕事で使うパソコンのデスクトップやメールの受信トレイを綺麗な状態にしていくことも、整理整頓です。
家が綺麗な状態ならば、長く過ごす時間が豊かになる。仕事のワークスペースが綺麗ならば、作業効率は上がるし、仕事へのモチベーションもちょっとあがる。在宅ワーク中に、綺麗なキッチンでカフェラテを入れて、整ったワークスペースで椅子にもたれながらラテを飲んでいると、在宅勤務ってちょっと素敵って感じられるものです。デスクトップやフォルダも整理整頓しているから、仕事のストレスも小さくなる。

まとめ
この1年、家もワークスペースも、パソコンの中も、整理整頓をしてきました。自分にとって何が要るもので、何が要らないものなのか。整理を通じて、自分の価値観やライフスタイル、仕事のスタイルを見つめ直すことができます。まさに、コロナ禍において、色々なものを見つめ直す時期に、整理整頓のプロセスはピッタリなんだと思います。
そして、整理ができたら、要るものを、使いやすく配置していく。ただ、機能的に優れているように配置をするというだけではなく、それでいて、空間の心地よさ、心の充足感も意識して整頓をしていきます。
整理整頓は、単なる片付けではなく、自分がワクワクするような、心安らぐような、そういう居場所づくりのひとつなんだと思います。在宅ワークの1年間の整理整頓を通じて、色々なことを見つめ直す時間と向き合った分だけ、ライフスタイルもワークスタイルも、今までよりも丁寧に、大切にすることができるようになった気がしています。
そういう風に感じながら整理整頓をすると、整理整頓をする行為自体が、いつもよりちょっとワクワクするものに感じられると、私は思っています。









